快適に暮らせる注文住宅で配慮するべきポイント
快適に暮らせる注文住宅で配慮するべきポイント
自由に家づくりすることができるのがもっとも大きな特徴である注文住宅。ただし自由がゆえに、大満足の家づくりになることもあれば、後悔が先行する家づくりになることもあります。家づくりの成功・失敗の明暗を分ける大きな分岐点が「快適性」だと思います。言い換えるなら「住み心地」です。 住み心地にもいくつかポイントがあり、生活動線や家族のコミュニケーション・空間の分離・収納量・内装デザイン・温熱環境、大きく分けてこれらがあると思います。 動線の悪さが住み心地の悪さに直結するのは言うまでもありませんが、家族がコミュニケーションを取りやすい空間づくり、そして共有部分とプライベートと空間が程良く分かれているのは、生活するに当たりとっても重要な要素です。 また収納量が足りなければ生活空間を圧迫することになりますし、普段から目にする内装デザインや、夏は涼しく冬暖かい快適な温熱環境も住み心地に直結するといえますね。 自由な家づくりができる注文住宅、ぜひ「住み心地」を意識してみてください。
注文住宅を依頼する会社は、その土地の気候風土をよく理解していことが大切
注文住宅を建てると決めて、建てる場所まで決まったのであれば、あとは住宅の建設を依頼する会社を決めるだけです。この時、できるだけその土地のことをよく知っている会社に依頼することをおすすめします。 日本国内には季節というものがあり、北は寒く南に行くほど暖かい傾向があるのは日本人なら誰もが知っていることですが、細かく見て、その土地ごとの気候風土については住んでみた場所のことしか分かりません。 湿気が溜まりやすい土地ならばそのための対策が当然のことながら必要となりますし、風が強いエリアなのであれば洗濯物を干すベランダの向きなどにも気を遣ったほうがより快適な暮らしが実現します。 注文住宅というのは自由度が高いからこそ、建設を任せる会社は建設する土地の気候風土をよく理解し、依頼する側が示す「ああしたい、こうしたい」について専門的な意見を根拠も交えてきちんと説明し、導いてくれるようなところでなければ、後悔する結果となる場合もあります。